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子供が怪我をした時の判断【登別しぶや整骨院視点】

当院では子供のケガ治療も多く診ていますが、私も子供の親御さんも苦労するのはケガ治療中のクラブでの活動です。

今回は簡単に治る打撲捻挫ではなく、慢性的なスポーツ障害や中度以上のケガでの対応について書いていきます。

結論と現実

出来ればコーチに的確な判断をしてほしいが、それが難しい時はセラピストや両親が協力して判断し対応することが子供のためとなる

目次

クラブ活動での現実

スポーツ障害であろうとケガであろうと基本的には問題なく復帰できますし大まかな完治までの期間も判断可能ですが、私が最も苦戦するのは予想できない練習での活動(強度や量)です。

大人の趣味であればケガに対して何が許されて何がダメなのか、何をやるべきかを説明をしコントロールできますが、子供のクラブ活動はコーチがメニューを決めますし個々にきちんと対応することがまれになります。

なので

「なぜ、今このケガでそのメニュー!?」

ってことが多々あります・・

もちろんコーチに悪気があるわけではありません。コーチは選手を強くするプロですが、ケガを治すプロではないのでその判断は出来ないのも無理はないんですね。

練習に行く、行かない?

”誰がどう見ても何もできない!”という状況ならまだましですが、難しいのは”そこそこ動けはする”という状況です。

中度以上のケガで急性期でなければ、私としてはその動きは問題ないと判断することもありますし、むしろこれはやってほしいという運動もあります。

それを伝えることで納得してくれるコーチであれば良いですが、そうではなかったり(言いづらいとか)することも多いです。そうなると”とりあえず休む・見学する”という判断がベターだったりします・・

安静にすることがケガの回復を早めるというわけではありませんが、リスクある活動をするよりはまし?という話です。

この辺はクラブの環境やコーチのタイプによって判断は変わるとだけお伝えして、次の項目へ行きましょう

理解あるコーチであれば参加して特定のメニューをこなす。そうではないなら休むことがベター。

親が出来ること

「安静にすることがケガの回復を早めるわけではない」

これ結構重要なことです。

患部の代謝を良くすることや、復帰後に再発しないためのエクササイズ(筋トレやストレッチ)をすることが、早く安全に復帰する肝となります。

でも、これって自宅でも出来ますよ

クラブ活動は見学or無難なメニューとする、そして自宅にて特異的なエクササイズを行うというのがベストかと思います。

子供が地味なエクササイズを継続するのは難しいので、そこは親がフィジカルコーチとして寄り添ってください

ケガの再発予防だけでなくパフォーマンスUPにも影響があるかもしれません。

特異的なエクササイズにより復帰後のケガ再発を予防できる。これは中程度以上のケガには全て有効です。
子供の一番の力になるのは、コーチでも我々セラピストでもなく、あなたかもしれない。

※特異的なエクササイズとは・・そのケガの予防に特化した内容のもの

登別のしぶや整骨院では、来院の有無に関わらず公式LINEにて質問を受付ています。遠慮なくご相談ください。

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ここからは当院での最近の対応例をご紹介するので、興味がある方は除いてください。↓

当院 対応例①

高校生ランナー、オンシーズンからの急激な練習ボリュームアップにより、重度のシンスプリントを発症。

コーチはかなり厳格な方のようでメニュー希望を伝えるのは厳しいとのことで、ケガにはかなりリスキーなメニューが続いていたため、私からのアドバイスは・・

「コーチには実際よりもかなりオーバーな症状を伝えること、そして痛そうな行動を取ること」です笑

患者様にはシンスプリント用のエクササイズを伝えて、それは練習外で実施してもらうようにしています。

当院 対応例②

中学生サッカー部、アキレス腱炎を発症。

原因がわからないとのことだったが、最近つま先荷重になるインソール(初速を上げるため?)を履いていたことがわかり、リスク要因が判明。

ただ、その子はインソールを履いてから動きが良くなった手ごたえがあり今後も使いたいとのことだったので、適応させる方向を選択しました。

定期的な通院と練習後のケア&エクササイズを行ってもらい(練習は普通に参加)、現在はほぼインソールに適応しています。

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