国家資格セラピストとしての知識、多くのランニング障害を治療してきた経験、ランニングクリニックによる認定コース受講により得た知見を活かし今後はより幅広い形でのアプローチが可能となりました
こちらのレッスンの主な目的は下記となります
①ケガをしている、繰り返す痛みを抱えている
②正しいランニングフォームへ修正
③初~中級者のパフォーマンスアップ
ランニングレッスンの目的はすでに長く速く走れる方のレベルアップではありません
痛みを抱えている人、初~中級者でフォームが洗練されていない人の問題を解決するものになります
繰り返す痛みを抱えている
”痛みが出て一定期間休んで復帰したが、ほどなく同様の痛みが出現する”ということはないでしょうか?
これには大きく二つの原因が考えられ、それに対するアドバイスやフォーム修正を行います
原因1 休養期間のアプローチが間違っている
休養期間は何もせず安静にしている場合が多いです
ランニング障害にはそれぞれ原因があり、その原因を特定し活動を減らす必要はありますが、逆に言えば原因ではない活動は多少行っても問題ありません
例えばシンスプリント(MTSS)は負荷が原因となりやすい疾患なので、スピード練は減らす必要があるがジョグは許容される場合も多いです
ケガとは患部に適応力以上のストレスがかかった結果起こるものです(下図の赤ラインを一度または何度も超える)
安静にし続ければいずれ痛みは消えますが、最大適応能力を上げなくては同じ活動で再発するでしょう
大切なのは痛みを消すことと患部の適応能力を上げることで、適応能力を上げるには一定のストレスを加えなくてはいけません(図のグレーライン以上)
安静とはストレスゼロの状態なのでむしろ適応能力を下げることになります(図の下線ライン)
では、先ほどのシンスプリントでいえばスピード練をほどほどに行いストレスを与えるのか?
それでは痛みの原因を与えることになるので回復しません
そこで、シンスプリントの問題となる筋肉に対してのエクササイズを行い適応能力を上げていきます
シンスプリントでいえばウォーキングやジョグを調節しながら行い、日々のエクササイズを並行するということになります
多くの方がケガをしている筋肉に刺激をあたえてはいけないと思っていますが、それは急性期の話でその後は適切な負荷をかけていかなければいけません
各ランニング障害に特化したエクササイズを指導し実行してもらうことで最短で適応力をつけていくことが可能です
痛みが無くなるまでただ安静に待つのではない
休養期間の間も患部の適応能力を上げて、ケガの再発予防の準備をすることが大切です
原因2 フォームやシューズの問題
腰や膝、ふくらはぎや足裏など痛みが出る部位に負担のかかるフォームである可能性があります
例えば足首の角度が付きすぎているヒールストライクであれば腰や膝の負担が多くなります
それが走り方の問題の場合や、シューズがその動きを助長していることもあります
痛みがあるからクッション性のあるシューズが良いということではなく、それが逆に患部の負担になっていることが多々あります
痛みを引き起こしやすいフォームでは?
レッスンや適切なシューズ選びで改善しましょう
その他の問題
上記以外にもケガの種類により様々な原因が考えられます
路面、上り坂、下り坂、トラックの回転方向のほか、自身の問題としては食事、睡眠、日常ストレスなどもケガの有無に関係します
環境により負担がかかる部位が変わります
その痛みの原因になっている問題を考えましょう
正しいランニングフォームへの修正
私が導く正しいフォームというのは、バイオメカニクス(生体力学、スポーツ力学)に基づくものになります
バイオメカニクス(英語:biomechanics)とは、生物の構造や運動を力学的に探求したり、その結果を応用したりすることを目的とした学問である。生体力学あるいは生物力学などと訳されることもある。生体工学も参照。体育学部の一分野。
Wikipedia
人間の構造上、ケガをしにくいフォームやランニングエコノミーが高いフォーム(効率的に走る経済性)があります
体形や筋力・可動域により全ての人が完璧に一致するわけではありませんが一定の正解があり、そこへ導くためのアプローチをします
例えば初心者はケイデンス(ピッチ)が低いことが多いですが、それはケガにも繋がりやすく速くも走れません
ケイデンスはゆっくり走っても適正値になるように調整します
ただ、どうやって上げていくのか?どこまで上げるべきか?といった問題を解決します
接地のビフォーアフター例
ヒールストライクを治したい場合はなるべく意識せず自然な形で変化するアプローチをとります(意識して接地を変えようとすると不自然なフォームになるため)
下記は初心者ランナーさんの調整例です(左Before 右After)
※主にヒールストライクとケイデンスの調整を行っているので、Afterの接地などを見てください
私自身も調整
動画は調整中期くらいのものなので違いは少ないですが、私もわかりやすいヒールストライクでした
どのシューズを履いても裸足と同じように走れることに重点を置いているので裸足と比較しています
(レッスンも少しだけ裸足で走ってもらいます)
他の種目もしているがゆえ純粋なランナーより練習量の確保が難しいため(月に100kmちょっとが平均)、より効率よく速くなりたいと思っています
2022年春からランニングを始め、最初はジョグで5kmを走りきることも出来なかったことを考えると今はかなり成長しました
レッスンの流れ
必要なもの
・動きやすい服装(シャツ、短パンなど)
・普段使っているシューズ
・タオル・水
・問診表(事前に記載していれば)
痛みの原因を知るために活動内容など様々な点をお聞きします
また、将来的にどのように活動したいかもお伝えください
事前に問診表をダウンロードして記載して頂くと、スムーズに進められます
トレッドミルにて現在のフォームを確認します(普段使っているシューズを使用)
どのような問題がケガの原因になっているかを丁寧にご説明します(フォーム?活動のしかた?どちらも?)
フォームのビフォーアフターを見比べます
今後同じ痛みを出さないためのエクササイズ、現在のケガがどのような状況で起こりやすいかを指導します
現在ケガをしている方は治療も行います
※ケガが無くフォームの修正のみの場合は、どの部分が効率的ではないのかの説明し修正を行います
まとめ
最後にこちらのコース内容のまとめです
- ケガを治すために避けるべき練習、行ってもよい練習の指導
- ケガを再発させないためのエクササイズの指導
- フォームやシューズの指導
- ケガの治療
- ランニングエコノミーの高いフォームの説明
- ケイデンスや接地の修正
- 長期的なパフォーマンスアップに向けての指導
ある程度の経験があり、すでに長く速く走れ、現在痛みを抱えていない方はフォームもシューズも変える必要はありません
料金・予約
料金
12800円(税込)
年内は公式LINEの登録時についているクーポンを利用すれば3000円OFFとなります!!
レッスン時間は~90分くらいを見込んでいますが、時間が延長されても追加料金は発生しません
予約
パーソナルレッスンとなるため完全予約制となります
ご予約は公式LINE、SNSのDMから受付しています
まずはお悩み相談だけ(無料)でも構わないのでお気軽にお問い合わせください
個人的に大人が速く走れるようになるメリットなどないと思います(小学校の運動会ならモテモテですが)
私は単純に速くなりたいと思っていますが、健康のためや大会で完走して達成感を得る、仲間と走るだけで楽しいからなど理由はなんでもよい
健康目的でランニングをしていて特に痛みもない方であれば、レッスンは必要ないと思っています
フォームなど気にせず気持ちよくランニングを楽しんでください
それだけでどんなサプリメントよりも高い健康効果があります
もし、”もっと長く走りたい” ”もっと速く走りたい” ”痛みで走れないことが悔しい”などのお悩みがあればお力になれると思います
コメント