坐骨神経痛のセルフチェック&ケア

坐骨神経痛(お尻の痛み)で悩んでいる、または治療しているがなかなか改善しない人は今回の記事を見てご自身で身体のチェックとケアをしてみてください。

特に、”坐骨神経痛で腰をずっと治療しているが全然治らない”という方には参考になるかもしれません。

坐骨神経痛とは

坐骨神経は腰から出て、主に下肢の背面(ハムストリングやふくらはぎなど)を通る神経です。坐骨神経が圧迫されると痛みやしびれを感じます。

坐骨神経痛とは症状であり、病名ではありません。例えば腰痛椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛といったように、何が原因で坐骨神経痛が起きているかというのが重要です。多くは腰が原因と言われ治療していると思います。

腰が原因でない場合もある(梨状筋症候群)

坐骨神経痛は腰以外が原因となる場合もあります。その中で私が最も多く遭遇する梨状筋症候群について解説します。下記の症状に当てはまるなら梨状筋症候群の可能性があり、そのまま腰の治療をしていても改善しません。

簡単に説明すると梨状筋の硬さにより坐骨神経が圧迫されます。

特徴としては“立っている時よりも座っている時の痛みしびれが強い“ことです。単独で発症していれば腰の痛みはほぼないです。

セルフケア

下記のストレッチは梨状筋を含む臀部のストレッチです。ちなみに臀部のストレッチは腰痛にも効果があるので、坐骨神経痛に関係なく効果的です

当院では臀部の硬さが疑われた場合にこの動作をしてもらいますが、そもそも脚を逆脚にかけられないほど硬い人も多いです。勝手に硬さランクを作ったので参考にしてください。

①超硬い!!→脚を逆脚にかけられない

②結構硬い!→逆脚にかけられるが、股関節を開けない(あぐらのように股を開けない)

③やや硬い→上記はできるが体を前に倒せない(倒す際は胸を張ってください)

坐骨神経痛がある側の脚でおこなうほうが困難ではないですか?左右差がなかったとしても上記が出来ないようであれば問題です。

この動作は腰痛や梨状筋症候群のケアとしても有効です。

上体を前に倒したまま20~30秒キープしてを数回繰り返します。①や②の状態の人は出来る段階までで良いのでやりましょう。ストレッチの強度としては”やや痛い”くらいまでで良いです。

肩こり腰痛のケアをブログやTwitterで発信する理由は、”自分でやれるケアもたくさんある、ただし正しい方向でやる必要がある”というのを伝えたいからです。腰痛といっても人により問題は様々なので、自身の症状とリンクしたものを選択してください。

ただ、なかなか自分で問題を探すのは困難なので、治療家に指導をうけたほうが手っ取り早いかと思います。

ご自身の症状が当院で解決できるかどうかは公式LINEで問い合わせて頂ければ回答いたします。公式LINEの現在の目的は、利用者様と必要なやりとりをすることがメインとなっているので、こちらからの宣伝的なものは無いのでご安心ください。SNSからのDMでも受付可能です。

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