誰でも予期せぬタイミングで起こるぎっくり腰。
今回は”自分でおこなう正しい対処法”をお教えします。
真逆なことを考えてる方が多いので要注意です!
ギックリ腰の対処ポイント
・冷やさない
・なるべく動く
・痛み止めは最小限
・腰ベルトはケースバイケース
冷やさない
ひと昔前まではギックリ腰は捻挫などと同様に冷やすものでした。(ちなみには捻挫も冷やさないほうがよいとも言われています)
しかし、現在は冷やす必要はないとされています。冷やすことで循環機能が低下して回復が遅れるためです。
では、温めるのか?
わざわざ温める必要もないので、自然にしてください。
よく「冷湿布と温湿布はどちらが良いですか?」とも聞かれますがこれはどちらでも良いです。湿布は消炎鎮痛剤なので温める効果も冷やす効果もほとんどありません。
なるべく動く

これも昔は”なるべく安静に”だったので真逆になりましたねぇ。
とはいえギックリ腰は痛くてそんなに動けないと思うので”動ける範囲で動く”くらいで十分です。症状が軽くなってきたらそれとともに動く範囲も広げてください。
ちなみに、安静にしすぎると良く年のギックリ腰再発の確立が高くなるそうです。
痛み止めは最小限

ロキソニン等の痛み止めに頼りたい気持ちはわかりますが、完治までの期間を縮めたいのならあまりおすすめは出来ません(身体が持つ回復機能を抑制するため)。
ただし、仕事や家事でどうしても動かなくてはいけない状況も多いと思うのでその際は致し方ないですね。必要以上に飲まないように短期的な利用にしましょう。
腰ベルトの使用判断
どのみちほとんど活動しないのなら過剰に守る必要はないのでいらないですが、着ければ動けるというのなら結果的に着けたほうが動くようになるので有効でしょう。
ただし、良くなってきているのに”何となく不安だから着けておく”というのはダメです。着けることで明らかに楽になり動ける場合に有効です。
単純なギックリ腰であればこれらの対処で問題はずですが、脚が重い・しびれるなどの症状があればご自身での解決は難しいでしょう。また、ギックリ腰を年に数回するような場合は慢性的に腰が悪いと思うので治療しておいたほうがリスクは減らせます。
当院ではLINEにて無料カウンセリングを行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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