サンクトバンドという会社のコンプレフロスという商品を知っていますか?次世代のコンディショニングアイテムとして近年注目されています。
↓公式HP
https://www.sanct-japan.co.jp/compre-floss/
私も所有しており、自身の筋肉の疲労回復に使ったり、施術では捻挫後の可動域改善にも使用しています。セラピスト兼スポーツ愛好家の目線でのコンプレフロスをレビューしていきます。
追記(2023年)
私は現在コンプレフロスをほぼ使っていません。理由はメディセル筋膜治療機を導入したことなのですが、一般人がこのような機器の導入は困難かと思うので引き続きコンプレフロスをお勧めします。(一部の内容を修正済)
運動後の疲労回復として
私はランニングや自転車を趣味としているので、使用する筋肉は下半身、主に太ももやふくらはぎになります。バンドを巻き、その筋肉を軽くマッサージ、ストレッチします。詳しくは公式HPをご覧ください。
一つの部位につき4~5分ほどかかります(巻き時間+ストレッチ時間)
使用した感想としては、筋肉の疲労回復にはそこそこ使えると思います。使用後は脚が軽くなったような感覚があり、普通にマッサージ・ストレッチするよりは回復は早そうです。私は脚に使っていますが、腕の疲労にも効果的でしょう。ただ、肩付近は慣れるまで自分で巻くのは大変かもしれません。
連日のように運動する人が、翌日もコンディションを保つためには良いアイテムだと思います。
怪我あとの可動域改善
何度か捻挫や肉離れ後の硬くなった関節に施術で使用していますが、これは明らかに効果があります。怪我をした箇所は確実に組織が癒着し、固定期間が長ければ長いほど可動域は落ちますが、そのような状況での効果は高いです。同じ関節に捻挫を繰り返す人は、可動域を改善しきらずに競技復帰している可能性が高いので、しっかりケアしましょう。
単純な徒手によるものと違い、コンプレフロスを巻くと関節が固定されているので、少ない痛みで早く完全可能です。怪我を繰り返し明らかに硬さが目立つ関節がある人は、コンディショニングとして役立つでしょう。
下記は足首の施術動画ですが、自分で巻いて動かすことも可能です。
おすすめしたい人
捻挫や肉離れの回復
トレーニング後のストレッチやマッサージの代わりとしての利用することをおすすめします。筋膜の癒着がない場合は可動域が改善することはないと思いますが、循環を良くし疲労回復には使えそうです。ケガ開け、特に固定をしていた場合は筋膜の癒着による可動域制限が考えられるので有効です。
おすすめできない人
面倒くさがりな人
コンプレフロスは効果的ですが、ケアは割と面倒です。私のように両方の太もも、ふくらはぎをするなら、計4回巻いてストレッチすることになり、トータル20分かかります。コンディショニングに対して高い意識がないと継続できないかもしれません。
サイズと強度
私は2インチ、3.5m、強度はミディアム(ブルーベリー)を所有していますが、成人男性が脚に使いたいならベストです。腕のみの使用なら2mでも良いですが、腕も脚もならやはり3.5mでしょう。長い分には二重に巻いたりしてごまかせますが、短いとどうにもなりません。女性や子供ならさすがに腕に3.5mは持て余すので、2mがいいでしょう。2mでも脚に使えるかもしれません(太すぎないなら)
強度は初めてならの人はミディアムで問題ないと思います。
http://store.sanct-japan.co.jp/?mode=cate&cbid=2355581&csid=0#anc_2
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