部活動由来の痛みの多くはコンディショニング不良

この時期になると中体連や高体連に向けて練習がハードになりますね。その結果、怪我やスポーツ障害による来院も増加します。これまで様々な疾患を診てきて感じていることを書きます。

多くは防げたもの

スポーツ障害はあらゆる関節に起こりえますが、一部の重篤なケース以外はちょっとしたケアで症状を防げたものばかりです。出来れば痛みが出る前から身体に気を使ってほしいですが、発症後でも簡単に治せる場合があります。しかし、”この程度ならそのうち治るかな”みたいな気持ちで放置していたら悪化した、という理由での来院が多いのが現状です。

大会が近くなり練習がハードになった、新しい練習メニューが増えたなどのことが起こると身体には負担になるわけで、スポーツ障害や怪我のリスクは上がります。つまり、ハードになればそれと同時にケアもしっかりしないといけない。当たり前のことですが、多くの選手が必死に練習をこなすことだけに意識が向いてしまっています。

自分で出来ること

毎日練習していればなかなか通院する時間はとれないと思うので、自分(又は家族)で出来るケアが大切です。競技にもよるのでざっくりですが、一番オススメなのはマッサージです。もちろん手でもいいですが、面倒なのでマッサージガン等のグッズを使ったほうが楽ですね。

ストレッチも悪くはないですが、疲労回復という意味ではマッサージのほうが良く、入浴後の血流が上がっている時がオススメです。食事と睡眠も大切で・・と言うかこれが出来てる前提でのケアになります。十分な栄養を取らないということは、身体を修復する材料を与えないということになるし、睡眠時間が短ければ修復する時間を与えないということになります。

当院での向き合い方

この時期に来院される子は、”痛みがあるけど大会が近いし休みたくない”というのが一番の気持ちなのかなと思います。なので、「休んだほうがいい」という当たり前なアドバイスは無意味ですよね汗・・。もちろん重症な症状はそうなりますが、いかに休まず症状を改善していくかを模索していくことになります。しかも、頻繁に通院出来ない場合が多いので、”どんなケアが必要か”や”どんな動きは避けたほうがいいか”を説明します。

既に発症している障害や怪我は継続した治療が必要になりますが、個人的には練習の負荷が上がり、明らかに筋肉のハリ感が強い場合はコンディショニングのメニューを一度受けてもらうのがオススメです(コンディショニングは自由診療)。私自身も運動により同様の状態になった時は筋膜療法により筋疲労を取り除きますが、患部が軽くなったような動きやすい感じになりますよ。

コンディショニングメニューは連続して受ける必要はなく、疲れた時だけで構いません。それだけでも、スポーツ障害や怪我のリスクを下げることが可能です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました