温湿布?冷湿布?【あなたに合う湿布の選び方】

「私の今の症状には温湿布と冷湿布どちらが良いですか?」と質問を受けることが多いので、そちらとテープ剤、パップ剤の使い分けについても解説します。下記の写真の左がパップ剤で昔ながらの湿布。右がテープ剤でどちらか言えば、現在はこちらが主流。

温湿布と冷湿布の使い分け

まず理解していただきたいのは”どちらににしても温熱効果、冷却効果はほとんどない”ということです。細かく言えば温湿布はカプサイシン効果で僅かに温熱効果はあるかも?くらいですが、冷湿布に冷やす効果は無いです。

つまり、どんな症状であってもこちらでなくてはいけない、ということはありません。捻挫などの明らに温めてはいけない時に、わざわざ温湿布を使うのは流石にどうかと思いますが・・。

怪我で冷湿布を使っている方がいますが、それは冷やしていることにならないので、アイスパックや氷水を使いましょう。

肩こり腰痛の慢性疾患は温熱により症状が緩和しますが、冷湿布はダメということはないので、好きなほうでよいです。

湿布の効果は消炎鎮痛が主です。”炎症を抑えて痛みを軽減する”以外の効果は期待出来ません

テープ剤とパップ剤の使い分け

この2つも効果という点ではどちらでも構いませんが、使い勝手に違いがあります。

テープ剤は関節などの動きがある部位でも剝がれにくく、無臭で肌色が多く目立たないため、腕や脚に向いています。もちろん肩や腰でもOK。ただ、粘着力がある分肌荒れしやすい。とくに日光に当たる部位での使用はかなり荒れます(日光に当たる箇所は湿布自体やめましょう)

パップ剤はテープ剤の逆になるので、動きが少なく目立たない背中や腰が向いています。上から固定シートを使えば簡単には剥がれません。


関節部にパップ剤を使いたい場合は端をカットするとよいですが、肘や手首など動きの多い関節は厳しいかと思います。

成分の強さ

これまで紹介したのはタイプ別なので効果の優劣はないですが、効果成分別に第1類~3類まであり、

ざっくり分けると1類が高効果だが副作用も強く、2類3類と効果も副作用も弱くなっていきます。

1類は主に病院で処方され、他は市販で購入可能です。保険を適応させれば安く手に入れられますが、通院の手間もあるので判断はそれぞれかと思います。

まとめ

温湿布と冷湿布は、自分の貼り心地の好みでOK。

テープ剤は手首、肘、足首、膝などの動きが多い部位、人目に付きそうな部位。

パップ剤は腰や背中などの動きの少ない部位、肌が弱い人などにおすすめです。

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