姿勢を改善するには取り組む順番がある

猫背、反り腰、O脚などはエクササイズ(ストレッチ、筋トレ)により改善することは可能です。しかし、地道な日々の努力が必要なので途中で挫折してしまう人も多いでしょう。そうならないためにもエクササイズは効率的に行い、なるべく早く結果をだしたいはずなので、この記事の基本的な内容は理解しておいてください。その上で、本や動画を見てエクササイズを実践しましょう!

姿勢改善の基本

姿勢を改善する基本的な考え方は大まかに二つで、”硬く縮まった筋肉を緩める”、”弱っている筋肉を鍛える”です。

反り腰であれば、硬くなっているのは背筋や太ももの前側などで、弱っているのは腹筋や殿筋(お尻)となります。

巻き肩(猫背)であれば、胸筋が硬くなり、肩甲骨付近の筋力が弱くなります。

姿勢のタイプを割りだし、硬いところを緩め、弱いところを鍛えることが基本的な考えです。

まずは硬い筋肉を緩める

弱っている筋力を強化すること(筋トレ)よりも、硬い筋肉を緩めることを優先(ストレッチ)しましょう。理由は筋力強化を先にしても、それに対抗する筋肉が硬いままでは効果は出にくいからです。筋トレ自体の動作もスムーズに出来ません。

しばらくはストレッチのみを行い、少し柔軟性が出てきた時期から筋トレ要素を含むエクササイズを行うか、同時進行するにしても先にストレッチを行い、その後に筋トレへと移行しましょう。

このちょっとした違いでゴールに辿り着く期間が変わってきます。

(例)KARADA designでの取り組み法

KAKADAdesignでの取り組み方をざっくりご紹介するので参考にしてみて下さい。ここでは巻き肩による猫背を例にします。

施術では”硬い筋肉を緩める”ことが主な目的なので、胸や鎖骨付近など硬く癒着を起こしやすい部位へのアプローチを行うだけでなく、首・肩甲骨・脊椎(胸椎)の動きを出していきます。これが上記で説明したストレッチにあたります。

次回の予約まで(約半月後)、肩甲骨の内側や顎を引く筋肉の強化と緩めた筋肉の柔軟性維持のための簡単なエクササイズ指導をします。

私はセラピストなので、その方の特に問題な点や細かな筋肉までアプローチし、指導するエクササイズも最小限に絞ったものを提案出来ますが、基本的な考えは筋肉を緩める→筋力強化であることに変わりはありません。

トータル同じことをしても、行う順番が変わるだけで効果も違います。あなたの頑張りが最大限の効果を発揮できるように意識してみて下さい。

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